Chuwi(ツーウェイ)ミニPCは値段が安くてスペックが高いと、話題になっているパソコンメーカーです。
そんなChuwiのミニPC CoreBoxを1年間実際に、ほぼ毎日使用してみての感想をまとめていきたいと思います。(このサイトの記事もCoreBoxを使用して作成しています)
ChuwiのミニPCの購入を検討している方にとっては、有益な情報となりますので、以下より確認してみてください。
CHUWI(ツーウェイ)ミニPC CoreBoxの基本情報
商品名 | CHUWI CoreBox 小型PC |
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価格 | 2022年1月時 Amazonにて新品39,000円 |
CPU | インテル Core i5-8259U(最大3.8GHz) |
グラフィックス | Intel Iris Plus Graphics 655(CPU内蔵) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
無線LAN | あり |
Bluetooth | あり |
本体背面の各コネクタと端子 |
|
※現在はこのスペックの機種はAmazonでは販売されていません。
【CPU】インテル Core i5-8259Uの仕様
インテル Core i5-8259Uは、インテルが製造するモバイル向けのプロセッサーです。以下に、このプロセッサーの主な仕様を紹介します。
- コア数: 4
- スレッド数: 8
- プロセッサー ベース動作周波数: 2.3 GHz
- ターボ・ブースト利用時の最大周波数: 3.8 GHz
- キャッシュ: 6 MB Intel® Smart Cache
- TDP: 28 W
- プロセッサー・グラフィックス: Intel Iris Plus Graphics 655
このプロセッサーは、第8世代のインテル Coreプロセッサーの1つであり、14nmプロセス技術を採用しています。また、インテルのハイエンドのグラフィックスであるIntel Iris Plus Graphics 655を搭載しており、高品質のビジュアル処理が可能です。インテルスマートキャッシュによって、より高速なデータアクセスが可能になります。
このプロセッサーは、主にノートパソコンや2-in-1のコンピューターで使用されています。低消費電力設計により、長時間のバッテリー寿命を実現しています。また、多くの場合、このプロセッサーは、Webブラウジング、ビジネスアプリケーション、軽度のビデオ編集などの一般的なコンピューティングタスクに適しています。
【グラフィックス】Intel Iris Plus Graphics 655の仕様
Intel Iris Plus Graphics 655は、比較的高性能なGPUであり、グラフィックス処理に特化したタスクを扱うことができます。
例えば、エクセルの使用などの一般事務、youtube・映画のストリーミング、など軽度の負荷作業に適しています。またこのGPUは、CPUと同じチップ上に統合されているため(CPU内蔵型)、消費電力を低く抑えながら高性能を発揮することができます。
ただしIntel Iris Plus Graphics 655は、高度な3Dグラフィックス処理やVR(仮想現実)・ゲームなど、より重いグラフィックス処理を必要とするアプリケーションには適していません。その場合は、専用のグラフィックスカード(グラボ)が必要になります。
CHUWI(ツーウェイ)ミニPC CoreBoxを実際に購入して1年間試した私の口コミ体験レビュー!
ここからは私のCHUWIのミニPCを実際に使用してみた体験レビューをまとめていきます。
箱はこんな感じです!
CHUWIの箱はいたってシンプルです。逆にこのシンプルさが落ち着いたおしゃれ感すら感じさせます。あと結構頑丈なつくりで輸送時も安心感があります。
箱は捨てようかと思ったのですが、なぜか気に入ってしまい1年経った今でも大切に保存しています。笑
箱の中身はこんなものが入っていました!
箱の中はこんな感じです。かなりコンパクトになっており、無駄の無いつくりとなっています。
本体とACアダプターの他には、HDD増設のためのネジとSATAケーブルが入っていました。今回はSSDの容量が500GBもあったので、増設はしていないので残念ながら出番はありませんでしたね~。
増設は以下の項目が可能です。メモリは拡張が出来ないものの、ストレージは十分すぎるぐらいの拡張性があり、使用状況によって柔軟に対応できるのがメリットが大きいですね。
- 2.5インチ SATA HDD(最大2TB)
- M.2 2280 SSD(最大1TB)
- TFカード(最大128GBまで拡張可能)
また説明書は日本語もあったので読んでみましたが、意味は比較的わかりやすいです。中華製の商品は意味がわかりずらいものも結構ある中でこれは良いですね。
CHUWI(ツーウェイ)ミニPC CoreBoxの本体を撮ってみました!
このように本体の見た目はかなりシンプルです。重厚感を感じさせるデザインでかっこいいです。
人によっては味気ないと感じる方もいるかもしれませんが、値段の割には性能がかなり良いので満足するでしょう。
21.5インチモニターと並べて置いてみました
CHUWIのCoreBoxのサイズ感がわかりやすいように、21.5インチモニターと並べて置いてみた画像を載せておきます。
縦置き、横置きどちらでも置けます。ちなみにいつも使用する時は横置きで置いています。ミニpcの中では若干大きい部類かもしれませんが、デスクトップと比較するとかなり小さいので満足です。
CHUWI(ツーウェイ)ミニPC CoreBoxを実際に使ってみての率直な感想
CHUWIのミニPCを使用しての率直な感想を、悪い面と良い面を包み隠さず中立的な立場でまとめていきます。
まず皆様が一番気になるであろう「悪い面」から先に取り上げてみます。
CoreBoxの悪い面
- ファンの音が気になる
- サポートに問い合わせた時に、若干日本語が変だった
- 人によっては初期設定が手間取る(キーボードの日本語配列への変更など)
軽い負荷でもファンが鳴る印象があります。例えば、ブラウザのクロームのタブを増やしたりするなどです。ただ音はそれほどうるさくありませんので、無音状態でしか使用をしたくないと思っている方以外は大丈夫かなと思います。
次にサポートに関してです。ミニPCの音量を上げ切っても音が小さいなと思ったので、対応策はないかと販売元に問い合わせたことがありました。その時の返答の日本語が若干変でした。笑
たぶん翻訳機か何かを使用しているのかと思います。でも全く意味が解らないわけではなく対応策の意味もわかり、その通りにしたら解決しました。
「イヤホンの抵抗値の低いものを使用してみて下さい」との返答をもらっただけですが、自分的にはこれが助かった。ちなみにダイソーの100均で売っているインピーダンス16Ωの300円のイヤホンにしたら、聞こえやすくなりました。
最後に初期設定についてです。キーボードは英字配列になっていることは購入前にアマゾンのレビューで知っていたので、自分的には問題なかったのですが、一応取り上げました。このあたりの対応策としては、レビュー者を参考にしたり、Googleで検索をすれば解決方法は比較的簡単に見つかるので、特に困った記憶は無いです。
悪い面は以上となります。「特にこれはヤバすぎでしょ!」と思う悪い面は体験しませんでしたね。
次に良い面を取り上げて行きましょう。
CoreBoxの良い面
- コストパフォーマンスが良すぎる!
- ミニPCなので移動したい時に軽くて便利
- サブPCとしてもうってつけ
もうCHUWIのミニPCはこれに尽きると言っても良いです。
「コストパフォーマンスが神っている」です。
CPUがwindows11にアップデートできるスペックでしたし、メモリ16GB、ストレージがSSD512GBとなっており、購入当時色々な販売店を比較をしましたがCHUWIがコスパに関しては一歩リードしていた感じです。
「新品のこのスペックでこの値段は安すぎだけどマジで大丈夫なのか?」と逆に不安すら覚えましたが、1年間使用した身としては、ミニPCを購入するならCHUWIは必ず選択肢の一つとして考えるでしょう。
今回実際に購入し1年間使用してみてそれだけは強く思いました。
CoreBoxを5点満点で点数を付けるとしたら?
今回はChuwiのミニpc CoreBoxに対して点数を付けるとしたら…。
4.5点を付けたいと思います!減点した理由としては、サポートに問い合わせ時に、返答をくれたときの日本語に対して若干不安を感じたからです。
これからサポートに力を入れて、少しでも良くなってくれたらなと思います。
とは言え、値段・スペックなどは完璧!これからもかなり注目して行きたい販売メーカーではあると断言できます。
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まとめ
今回は、ChuwiのミニPC CoreBoxを実際に購入して1年間ほぼ毎日使用してみた感想についてまとめてみました。
最初はスペックに対して値段が安すぎて怖いなと思ったのですが、これなら次回もミニPCを購入する際の候補に入れようと思います。
Chuwiのこれからの新しいミニPCに期待をしつつ、注目をしていきたいと思います。
お忙しい中最後までご覧いただきありがとうございました!